2017 アブダビ遠征記

投稿者: | 2017年12月26日

 

 

ご無沙汰しております。長いようであっという間だった2017シーズンも終わり、皆さんいかがお過ごしでしょうか。オフシーズン、毎年のことですがとにかく試合のない週末がツラい!!! ワタシはというと暇さえあればACL優勝を決めたアルヒラル戦を狂ったように何回も見直してはニヤニヤするという生活を送っております。

 

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先日クラブワールドカップを観にUAEに行ってきました。ついにアジアチャンピオンとして浦和レッズがクラスワールドカップの舞台に帰ってきたという訳です。しかも日本のクラブチームとしては初めて海外で開催されるCWCに出場するということでこれはもう現地に行くしかありません。

実はサウジアラビアに行けなかったのが悔しくてアルヒラル戦1stレグの前にアブダビ行きの航空券を買ったんです。上海の時も川崎と戦う前の段階で航空券を購入して結果的に準決勝進出したので、自分の場合は航空券を早めに買うことはフラグになるどころかむしろ現担ぎになるんじゃないかと考え、購入に至りました。 結果オーライ。さすがワタシ、まさに先見の明があるという表現がお似合いと言いますか(黙れ

前置きが長くなりました。ではそろそろ始めましょう、UAE遠征記です。

 

旅程

※ 時刻はすべて現地時間です。

12/8(金)

  • 14:45 仙台→15:55 成田 NH3234 (ANA)
  • 17:30成田→24:35 アブダビ EY871 (エティハド航空)

12/9(土)

(20:30 アルジャジーラvs浦和)

12/10(日)

  • 2:45 アブダビ→7:30 ブリュッセル (エティハド航空)

(18:00 アンデルレヒトvsシャルルロワ)

12/11(月)

  • 10:05 ブリュッセル→19:55 アブダビ (エティハド航空)

12/12(火)

  • 3:00 アブダビ→15:30 マニラ (エティハド航空)

12/13(水)

  • 0:50 マニラ→5:30 関空 (ジェットスター)
  • 7:25 関空→8:40 仙台 (Peach)

我ながらなかなか頭おかしい超強行日程です。ちなみに12/8の午前と12/13の午後は大学に行きました。大学がなかったらCWCの第二戦も現地で観れたんですけどね。遠征の後だから言えますがもうこんなきつきつな旅程を組むようなことは絶対にしません笑

ちなみにすべて日本時間に直してみるとこうなります。

12/8(金)

  • 14:45 仙台→15:55 成田 NH3234 (ANA)
  • 17:30成田→29:35 アブダビ EY871 (エティハド航空)

12/9(土)

(25:30 アルジャジーラvs浦和)

12/10(日)

  • 7:45 アブダビ→15:30 ブリュッセル (エティハド航空)

(26:00 アンデルレヒトvsシャルルロワ)

12/11(月)

  • 18:05 ブリュッセル→24:55 アブダビ (エティハド航空)

12/12(火)

  • 8:00 アブダビ→16:30 マニラ (エティハド航空)

12/13(水)

  • 1:50 マニラ→5:30 関空 (ジェットスター)
  • 7:25 関空→8:40 仙台 (Peach)

仙台を離れてから仙台に帰ってくるまでの113時間55分のうち41時間15分、割合にして36.2パーセントを空の上で過ごしているという計算です。空港で待機している時間や両替、シャワー等の時間を含めると半分以上の時間を空港もしくは機内で過ごしたことになります。良い子のみなさんは絶対にこんな過密スケジュールを組まないように!ちなみにベルギーでの記録はこちらの記事に書きました。

 

ネット環境

いつもはSIMカードを購入してSIMフリー端末に挿して利用しているワタシ。短期間で3ヵ国を訪問する今回は入国するたびにSIMカードを手配するのが面倒なので、通しで使えるWifiルーターを借りることにしました。

今回利用したのはWi-Ho!の1日500MBの4G世界周遊プラン。割引がついて6日間で2490円でした。ルーターは空港で受け取ることも自宅に届くように手配することもできます。

行きの成田での乗り継ぎ時間が短く、ルーターのために動き回る時間が取れるか不安だったので家まで届けてもらいました。送料はキャンペーンで無料。値段に関しては文句のつけようがありません。

通信速度はというと、どこの国でもかなり低速でした。調子が悪いとTwitterのTLの画像の読み込みに10秒以上かかることも。本当に4Gなのか疑いたくなるほどのトロさです。とはいえ、UAEやベルギーでは無料で利用できる公共のフリーWifiが至る所に飛んでいたので特に不便には感じませんでした。

 

費用

みなさんが気になるであろう今回の遠征にかかった費用です。

  • ANA航空券(仙台→成田) 7740円
  • エティハド航空航空券(成田→アブダビ→ブリュッセル→アブダビ→マニラ) 82580円
  • ジェットスター航空券(マニラ→関空) 11760円
  • Peach航空券(関空→仙台) 4340円
  • 通信費(Wifiルーター6日間) 2490円
  • CWCのチケット 1000円
  • ジュピラー・プロリーグのチケット 4340円
  • ブルジュハリファ展望台 4000円
  • UAEディルハム両替 5000円
  • ユーロ両替 1万円
  • ペソ両替 2000円

1泊6日で計135250円。移動費・食費・宿泊費すべて込みです。なるべく安く抑えたつもりなんですが、どうでしょうか。成田とアブダビを往復するだけならもう3万ほど安く抑えられたと思います。関東在住者ならさらに安く済んだでしょう。

 


 

12/8(金)

本当は節約のために高速バスで東京を経由して成田に行きたかったのですが、金曜日の午前中は大学があるためやむを得ず飛行機で仙台から成田まで飛びました。ボンバルディアに乗るのは実は初めてだったり。


成田での乗り継ぎ時間が1時間半ほどしかなかったので遅延が心配でしたが無事にアブダビ行きのチェックインを済ませることができました。エティハド航空のチェックインカウンターにはこんなメッセージが。「さぁ世界を揺らせ」だなんて…社員に絶対レッズサポおるやろ!w こういう気遣いは本当にありがたい限り。またエティハド航空を利用しようと思いました(単純)


というわけで成田17:30発エティハド航空のアブダビ行きEY871便にいざ搭乗。


機体はボーイング787。機内は満席です。とある記事によると浦和がACL優勝を決めて間もなくアブダビ行きの当便に100件近い予約が入ったとか。レッズサポ、恐るべし。

座席にはモニターはもちろん、USBポートやコンセントがついており長時間のフライトで電子機器を満充電にすることができました。モニターも何もついていない飛行機ばかり利用してる者にとってこの充実度は控えめに言って神です。

メッカの方角を示してくれる機能があり、機内でもムスリムがメッカの方を向いて祈りを捧げられる配慮がなされています。

さすがはマンチェスターシティのスポンサーであるエティハド航空。マンシティのフルマッチ映像やドキュメンタリー番組などを視聴できる”City Football”というカテゴリがあります。

ライブテレビも数チャンネル用意されており、スポーツチャンネルではUELのアーセナルvsBATEが放映されていました。

機内食第一弾。Japanese beefをチョイスしたら出てきた牛丼のようなもの。普段は格安航空会社ばかり利用しているので機内食が出るだけでも感動ものです。貧乏人だからこそ分かる機内食の有り難み…。これが当たり前だと思わないようにしなければ…。

機内食第二弾。たしかBeef with potatoて言ったかな…?牛挽き肉の上にマッシュポテトが乗ってます。ウトウトしてたら日本時間の真夜中にお食事タイムが始まってこれが出されたのでびっくりしました笑

 

12/9(土)

アブダビには現地時間の0時半ごろ到着。機内ではあまり眠れませんでした。降りる時に聞こえて来たレッズサポの言葉が心強いったらありゃしない。

今回は4人の仲間と同じ飛行機に搭乗したのですが、うち2人は初戦を観戦せずにそのままヨーロッパまで飛行機を乗り継ぐためここでお別れ。残った3人でUAEに入国します。入国審査では審査官たちがサッカーの話題を振ってくれ暖かい歓迎を受けたのでした。

空港内には無料で利用できるシャワーがあるそうなのですが、どうやらアブダビ発の飛行機に乗る人にしか使えない場所にあるようです。ただほとんどのトイレの個室には簡易シャワーがついておりトイレでシャワーを浴びることも可能です。もちろん、シャンプーやボディソープ、タオルなどは持参するように。

ここで先ほどヨーロッパに向かったはずの2人が乗り継ぎに失敗してアブダビ空港に取り残されたという連絡を受け、急遽合流。預け荷物の引き取りや搭乗便の変更の交渉などいろいろありました。彼らは結局UAEに滞在することになりましたが、帰国の際はさらに大変だったようです。トラブルに巻き込まれたまえしゅんさん(@tm_gour22)本人が体を張った体験をブログに書き残しているので是非読んであげてください。遠征に限らず、海外旅行をする上で役に立つお話だと思います。

航空券の思わぬ落とし穴 〜CWC2017UAE番外編〜 : まえしゅんを諦めない

空港にある両替所で2万円(3人分)両替したところ451ディルハムになりました。参考までに。手数料も高いですし、レートも正直微妙ですよね。日本で両替するのとどちらがレートが良いのでしょうか。

エティハド航空の利用者はドバイとアルアインまで無料のシャトルバスを利用できます(要予約)。これを使わない手はないということで朝7:30のバスでドバイへ出発。乗車の際当日の航空券が乗車人数分あるかどうかチェックがあります。

車内はフリーWifiが利用可能でミネラルウォーターの無料サービスもあります。UAEの強豪クラブチームでおなじみ、アルアインの水。そういえばエティハドの機内食についてくる水もこの水でした。採水地として有名なのでしょうか。

二時間弱でドバイにあるエティハドモール前に到着。ドバイメトロで世界一高い建造物であるブルジュ・ハリファへ向かいます。

ドバイメトロに乗るにはnolカードを購入する必要があります。詳しくはこちらのサイトを参照してください。今回はドバイからアブダビに戻る必要があったのでシルバーのnolカードを購入しました。カードは一枚25ディルハム。そのうち6ディルハムはカード代なので19ディルハム分がチャージされていることになります。

エティハドモールから徒歩圏内のNoor Bank駅からメトロに乗車。ドバイメトロには女性専用車両やゴールドカード所有者専用車両(グリーン車のようなもの)があるので気をつけましょう。

車内はこんな感じ。車両は日本製だそうです。

Burj Khalifa / Dubai Mall Metro駅からは外に出ることなくドバイモールに行くことができます。といってもながーい通路を10~15分ほど歩かされますが。。ドバイモールは世界のお金持ちが優雅に買い物してそうな立派な巨大ショッピングモールです。

ドバイまで来た目的はもちろん世界一高い建造物、ブルジュ・ハリファの展望台に登ること。駅からかなりの距離を歩いてようやく到着です。

125階の展望台と148階の展望台があるのですが、前者が130ディルハム、後者が505ディルハムします。さすがに展望台のために1万5千円は出せなかったので安い方で我慢しました。ちなみにネット予約ではなく当日券だとさらに高額になります。展望台の予約はこちらからどうぞ。決済方法はクレジットカードのみです。

一秒間に9メートル上昇するという超高速エレベーターに乗って…

125階展望台にキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!  立ち並ぶ高層ビルを見下ろすという贅沢な経験です。高所恐怖症の人にはおすすめしません。砂漠の砂のせいか遠くの方は霞んでいました。

摩天楼が立ち並ぶ中東随一の大都市ドバイ。オイルマネーによる繁栄を象徴するような街並みは圧巻です。

高級ホテル、ブルジュ・アル・アラブやパーム・ジュメイラは遠いからかよく見えません。時間があれば夜に来たかったのですが、それはまた次回来た時のお楽しみということで。

上から見下ろしたら今度は外から建物を見る番。モールの外に出ると…

そこにはそびえ立つブルジュ・ハリファが!たけぇええええ!!!でけぇええええ!!!高過ぎて首が痛くなりますw 正直展望台から街を見下ろすよりも下からビルを見上げる方が満足でした笑

お腹が空いたのでドバイモールのフードコートで昼食をとることに。マクドナルドやKFC、バーガーキングなどの世界的なファストフードチェーンから馴染みのないインド料理や中華料理の店など、多くの店が出店しています。今回選んだのはこちらのカレー店。

煮た豆らしきものがゴロゴロ入ったカレーに揚げたナンのようなものを浸して食べるジャンキーなこちらの料理。18ディルハムと比較的安価でしたが満腹になりました。

アブダビに戻ることためバスターミナルがあるAl Ghubaiba駅まで移動。歩いてすぐのところにバスターミナルがあります。

ドバイからアブダビへの都市間バスはAl Ghubaiba駅(E100線)とIbn Battuta駅(E101線)に隣接しているバス停から出ています。ドバイメトロで利用したシルバーのNolカードが必要です。詳しくはこちらをご覧ください。窓口でNolカードを見せると20ディルハムのチャージを要求されたので言われるがままにお支払い。

 

ドバイ空港、エティハド航空のバス降車場所、ブルジュ・ハリファ、Al Ghubaiba駅前のバスターミナルの位置関係を地図にピン立てしておきました。参考にどうぞ。

 

バスの車内は狭くて快適とは言えません。車両によって当たり外れがあるようです。

二時間半ほどでアブダビのメインバスターミナルに到着。途中で停車することはないので乗客は全員ここで下車することになります。

アブダビの滞在が半日なので最低限の場所は見ておきたいということでバスでシェイク・ザイード・グランド・モスクに行くことを決意。アブダビ市内を走るバスに乗るにはバスカードが必要なのでメインバスターミナル内の券売機で購入しましょう。14日間有効なtemporary useカードとずっと使えるpermanent useカードがありますが短期滞在なら前者で十分です。チャージしたい金額を入力し、お金を投入するだけ。アブダビ市内のバスの運賃は行き先に関わらず2ディルハムです。

アブダビのバス路線図のPDFファイルはこちらからダウンロードできます。バスターミナル内のスタッフらしき人によると番号3桁のバスはどれもグランドマスクやザイードスポーツシティに行くとのこと。わからないことがあればネットの情報に頼らず現地の人に聞くのが良いでしょう。アブダビ滞在日数が長くて時間に余裕のある仲間と別れ一人でモスクへ向かいました。

バスに乗ったところまではよかったものの、なんと降りる場所を間違えてしまいモスクまで50分ほど歩く羽目に。途中高速道路を歩かざるを得なかったのですが、そこで持っていたバスカードを風に飛ばされるというとんだ災難に遭遇。泣きっ面に蜂とはまさにこのこと。へとへとになりながらもシェイク・ザイード・モスクにたどり着いた頃には日が完全に暮れていました。

レッズの選手たちもUAE入りしてすぐに訪れていたシェイク・ザイード・モスク。歴史あるモスクと思いきや竣工してから10年しか経っていない新しいモスクだそうです。とにかく巨大でスケールの大きさに圧倒されました。

中までゆっくり見て回りたかったのですが、試合まで時間がないので小走りでスタジアムへ。

シェイクザイードスポーツシティスタジアムの外観はこんな感じ。準々決勝のもう一試合、パチューカvsウィダード・カサブランカの歓声が聞こえてきます。

チケットは西鉄申し込みではなくFIFAのサイトから個人手配したのでスマホ画面でチケットのPDFを見せて入る仕組みでしたが、記念に紙チケットが欲しいなぁと嘆いていたら浦和のスタッフが余っているからと紙チケットをくれました。ありがたや!

手荷物検査では飲食物は没収されます。FIFA主催の国際大会ではスタジアム内で買えるペットボトル飲料はキャップを外された状態で渡されるのでキャップだけ持ち込むと良いでしょう。ちなみに500mlの水は一本5ディルハムでした。

スタジアム入場。陸スタなので一階席からだと見にくいのは想定内でした。相当な数のウィダード・カサブランカサポーターが応援に駆けつけておりスタジアムは凄い雰囲気です。

試合は延長の末パチューカが1-0で勝利。いよいよ浦和の出番です。

ここからでした。2階席は1階席よりはいくらか見やすかったです。ウィダード・カサブランカのサポーターの多くは試合が終わるとすぐに帰ってしまいました。

試合は0-1で敗戦。悔しいという感情と情けないという感情、とにかくこの二つに尽きます。滅多に出れない世界の舞台だからこそ、悔いの残らない戦いをしたかった。悔しすぎて試合映像は未だに見直せていません。次クラブワールドカップに出れるのは何年先になるのでしょうか。我々サポーターは信じて応援し続けるのみです。

ショックでスタジアムからしばらく動きたくありませんでしたが、すぐにブリュッセルへ向かう飛行機に乗らなければならなかったので行動開始。バスカードをなくした上に所持金が数ディルハムしかなかったので仲間にお金を借りて別れを告げ、一人タクシーで空港へ。

空港に着くまでは気晴らしにタクシーの運転手とおしゃべりしました。運転手はネパールから出稼ぎに来ているという男性。二人の妹は日本に出稼ぎにきているそうで、川崎在住とのこと。日本のことを結構詳しく知っていたので話が盛り上がりました。UAEは税金が高いので来年には国に帰るそうです。チップを多めに払ってお互い笑顔でお別れしました。こういう国際合流こそ海外遠征の醍醐味です。来年はACLがないので寂しくなります。

 

12/10(日)

日付が変わる頃、無事アブダビ空港に到着。試合で跳ねて汗だくになったのでチェックインを済ませてからトイレでシャワーを浴びました。アブダビ空港名物(?)、蜂の巣状の天井をパシャリ。

2:50発のエティハド航空EY57便でブリュッセルに飛んだのでした。

 

アブダビのスタジアムや空港、モスクなどの位置関係はこんな感じ。スタジアムとモスクは地図上ではかなり近く見えますが実際には歩くと30~40分ほどかかったと思います。

 

長文失礼しました。2018年もクラブワールドカップはUAE開催、翌2019年のアジアカップもUAEで行われるようなので、駄文ではありますがこの記事が少しでもUAEに観戦に行かれる方の役に立てば幸いです。お疲れ様でした。

 

(ベルギーでサッカーを観てきました。 – えらもちのサッカーつまみ食いに続く)

 

2017 アブダビ遠征記」への1件のフィードバック

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